プロポリスの語源は、ラテン語のPRO(前・正面)とギリシャ語のPOLIS(都・国家)の合成語で、「敵の攻撃、侵入を防ぐ」、「都市国家を守るもの」という意味です。はちみつやローヤルゼリーが、ミツバチの栄養源であるのに対し、プロポリスはいわば「ミツバチの巣全体を悪性の病原菌などから守るコーティング材」です。天然物質であるプロポリスはミツバチが花や樹木から集めた樹脂と自らの腺分泌物(酵素)、巣の中にある花粉や蜂ロウ(巣を作る原料となる蜂の分泌するロウに似た成分)等が混ぜ合わされて出来上がったものです。ミツバチはこのプロポリスを巣の出入口や巣箱の隙間、内部の隙間を埋め、雨風やホコリなどから守り、巣の中を無菌状態にし有害なバクテリアやウイルス、害虫等から身や巣を守ります。プロポリスは、ミツバチの巣を守る防御壁なのです。木々の樹脂には、本来、植物の芽を保護したり、木に付いた傷などを元に戻す作用がありミツバチは本能でこの自然の力を利用しているのです。その生産量はミツバチの一部(5万〜6万匹)の巣から年間約200gしか採れない大変貴重な物質です。つまりミツバチの知恵の結晶とも言える存在なのです。



※残念ながら、日本国内のミツバチはあまりプロポリスを生成しない種に属しております。世界のみつばちの中ではヨーロッパ種とアフリカ種の交配で生まれたブラジルのミツバチが、最も多くの良質なプロポリスを生成する能力があるといわれております。

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